相場検索で確認した価格は売上見込みであり、仕入れに使える金額ではありません。販売手数料、顧客への送料、梱包、保管、返品、値下げ、必要粗利を引き、残った金額を仕入れ上限にします。
オークファンのデータは過去の取引情報です。将来も同じ価格や件数で売れるとは限らないため、最高値ではなく、条件をそろえた保守的な想定売価を使います。
想定売価を一つに絞る
同じ型番、状態、付属品、セット数の取引を選び、外れ値を除きます。直近の価格帯と販売件数を確認し、値下げしても売り切れる保守的な金額を想定売価にします。
送料込みと送料別が混ざる場合は、購入者が支払った総額を同じ基準にそろえます。販売先が違う取引は、手数料、客層、返品条件が異なるため、同一の売価根拠としてまとめません。相場検索の手順を先に確認してください。
費用をすべて引く
基本式は次のとおりです。
仕入れ上限 = 想定売価 - 販売手数料 - 顧客送料 - 梱包・保管費 - 返品・値下げ見込み - 必要粗利
販売手数料は利用する販売先の最新料率を使います。送料は最も安い方法ではなく、商品のサイズ、補償、追跡を満たす実際の方法で見積もります。梱包資材、決済、広告、外注など、商品ごとに増える費用も追加します。
必要粗利を先に置く
「残った金額を利益」とするのではなく、事業として必要な粗利額または粗利率を先に決めます。作業時間が長い商品、返品率が高い商品、真贋確認が必要な商品は、同じ売価でもより大きな粗利が必要です。
例として、保守的な想定売価が8,000円、販売手数料と顧客送料などが2,200円、必要粗利が2,000円なら、仕入れ上限は3,800円です。実際には販売先の最新費用と商品の条件で計算してください。
販売日数と数量を加える
1個あたり粗利が残っても、販売に長期間かかれば資金が戻りません。過去の取引件数と現在の出品状況を見て、初回数量を小さくします。複数仕入れで単価が下がる場合も、売り切れない数量は買いません。
季節商品やモデル更新品は、販売期限を置きます。期限までに売れない場合の値下げ価格でも粗利が残るかを確認します。残らない場合は仕入れ上限か数量を下げます。
仕入れ後に実績で修正する
出品価格、実売価格、販売日数、値下げ、返品、実送料を記録します。想定より安く売れた場合、相場の読み違い、状態差、競合増、説明不足のどれかを確認します。
次回は実績値を優先し、仕入れ上限を更新します。相場検索の有料プランを使っても、この実績検証を省略すると費用は回収できません。出品価格の決め方と組み合わせ、想定と実績を一つの記録にしてください。
SOURCE NOTES
参考・出典(公式情報)
- https://aucfan.com/about.html2026年7月23日確認
- https://aucfan.com/dyn/member/premium/2026年7月23日確認